今月は忙しいな。


ありがたいことに、学内カンファレンスと学会二つが詰まってる。
こうやって外部と接触する機会ってのは研究のハイライトといってもいいんじゃなかろうかと。
研究の目的のひとつってやっぱこういうアウトプットだとか、外部との繋がりだったりする。


今日一つ目のカンファレンスが終了。
ポスタープレゼンしつつ口頭発表の形式だったけどなんとか無事に帰途に着く。
なんだか胃が縮こまってあまり食べたくない。おかゆとかいいかも知らん。めんどいので作りませんけど。


思うにやっぱしこっちの人はプレゼンうまい。
ぜんぜん違うエリアの発表でも、思わず聞き入ってしまうのもあったり。
あとパワポのアニメーションって、見てて煩雑な感じがしてあんまり好きじゃなかったけど、効果的な使い方もあるもんだなーと見方を改めるに至りました。


一概にプレゼンと言っても、オーディエンスを見極めるのって大切ですね。今回みたいに違う領域の研究者が集まる場では、相応のやり方があるんだなぁと。
あとスクリプト読んでるだけっぽいのは、聞いててもなんか良くわからんです。


あとちょっと意外な事が聞けた。
プレゼン冒頭に、僕の日本語訛りを楽しむがいいです!みたいなことを言ってみたんだが(反応薄)、プレゼン後の休憩時間に帰ってきた反応がちょっとおもしろかった。


「訛りっていっても、おまえの英語はちゃんとわかる。
けどアジア人の英語はぺらぺらと早いから、もうちょっとゆっくり喋ってくれたほうがいいな。」


ん?と思って聞きなおしたけど「ゆっくりがいい」んだそうな。
んー。単位時間あたりの情報量は圧倒的にネイティブのが上な気がするんだが・・。ぺらぺらとって表現から察するに、やっぱり若干聞き取りにくいんだろうな。不自然な抑揚とかあるとそんな風に聞こえるのかも。
とか考えたけど今はおなかいっぱいなのでいいや。


明日から数日間はメルボルンの学会。その後すぐにダーウィンに飛ぶ予定。
そっちでもプレゼンやってきます。
こんな風に物理的に忙しいとなんか気が楽。


僕にとって初の国際学会。そこから何が見えるだろう。
魑魅魍魎が跋扈する地獄図か、
それとも白く輝く未踏峰か。

まぁたのしんできます。